コンクリート表面含浸材 KCガードα

KCガードαの特徴

KCガードα

@概要

KCガードαは、コンクリートの表面に噴霧するだけで、その表面組織を緻密化して高い耐久性を付与します。このことによって、コンクリート構造物の高耐久化を実現し、従来の「適宣更新型」もしくは「対処療法型」から「危機管理型」に移行することが可能です。そして、構造物の供用期間内におけるライフサイクルコスト(LCC)を大幅に改善することが可能です。

KCガードαの概要

Aメカニズム

KCガードαは、表面含浸工法の中でもけい酸リチウム系(固化型)の含浸剤として開発されました。さらにけい酸ナトリウム等も添加することで、反応型の含浸剤の効果も加わり、より高い表面改質効果を得ることが出来ます。
塗布されたKCガードαは、コンクリート表面から浸透し、含浸材自身が乾燥や化学反応により難溶性の固化物となる事で表層部を緻密化します。
また、副成分としてシラン系材料が混合されていることによって、撥水性も同時に付与します。

KCガードαのメカニズム

B品質向上効果

3-1 塩害抑制効果
(JSCE-K 572 6.9準拠)

 

コンクリート表面を緻密化し、さらに撥水性を付与することで、無対策の場合に比べて塩化物イオンの浸透を35%低減します。

塩害抑制効果

3-2 中性化
(JSCE-K 572 6.8準拠)

コンクリート表面を緻密化し、さらにCO2の侵入を阻止することで、無対策の場合に比べて中性化を82%低減します。

中性化

3-3 防水性
JSCE-K 572 6.6及び6.7準拠

防水性能としての透水量および吸水率も大幅に改善することが可能です。

凍外防止効果

C外観保持 Retain

 本製品塗布後も外観に変化がないことを試験にて確認しております。
JSCE-K 572 6.4準拠

KCガードαの施工方法

D施工・経済性

メリット@ 施工性:簡易な施工方法

 噴霧器での施工が可能なため、足場を用いての高所や狭所でも安全かつスムーズに作業できます。
また、優れた施工法により全てのコンクリート構造物に適用可能です。



メリットA 経済性:維持管理コストを削減

 「KCガードα」で表面を処理したコンクリートやモルタルは、初期投資を行うのみで、その品質を半永久的に向上させ、以降はメンテナンスフリー。高い耐久性を保つため、抜群の経済性を誇ります。

KCガードαの施工方法

ご使用上の注意

・気温が0℃以下の場合は、凍結させないよう注意してください。また、2.5℃以下での施工は避けて下さい。
・降雪降雨時、またはその恐れのある場合は塗装を避けてください。

保管・取り扱いの注意事項

・飲み込んだ場合は、なるべく牛乳、清水等を多く飲ませ、ただちに専門医の手当を受けてください。
・目に入ったり皮膚についた場合は、十分に水で洗い流し、速やかに専門医の手当を受けてください。

お問い合わせ:0120-234-765 受付時間:平日9:00〜17:00
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